学習・教育目標

学習・教育目標

機械システム工学科では,以下の目的・目標に基づいた教育を行います.

 機械システム工学科は,総合デザイン教育を含む機械工学に関する基礎及び専門教育を通して,幅広い視野を持ち,積極的にものづくりを志し,広く自然環境と人間社会の調和発展に貢献し,将来の社会的要請に柔軟に対応できる創造性豊かな人材を養成することを目的として,以下の具体的な学習・教育目標を掲げている.

現代社会を生きぬく「人」としての能力

A. 教養に基づく思考力と倫理観の醸成とキャリア観の育成

 現代社会と自然環境についての幅広い教養にもとづく創造力豊かな思考力と,人として,技術者として社会に貢献するための倫理観,実務に対するリアリティーあるイメージを持ったキャリア観を涵養する.

B. 論理的な記述力,口頭発表力及びコミュニケーション能力の育成

 自らの考えを,文書,グラフ,絵図,図面などを用いて論理的に記述し,報告・発表・討議できるコミュニケーション能力を育成し,国際的コミュニケーションの手段としての語学力を伸ばす.

C. 自主的学習能力及び継続的な学習意欲の向上

 自ら学ぶ姿勢と自己研鑽に務める習慣を身に付け,社会の発展に対応して高度な知識や新しい情報を継続して収集,理解する能力を育成する.

人類の未来に資する「技術者」としての能力

D. 機械技術者としての基礎学力の修得とその応用能力の育成

 実務と学問の関連性を意識しながら,工学の基礎である数学,自然科学,情報科学の知識と,機械工学の専門知識を習得し,それらを問題解決に適用できる応用能力を育成する.

E. 問題発見能力,問題解決能力,創造力,デザイン能力の涵養とものづくりの実践

 修得した知識を総合・統合しながら応用し,社会的要請を踏まえ,与えられた制約条件の下で,問題を発見し,その解決策を創造するデザイン能力を養い,ものづくりを実践する.